熱中症対策なら夏の高校野球(甲子園)を中止してはどうか?開催する季節をズラすという提案をしてみる

8月 7, 2018

夏といえばスポーツ。

俺が子供の頃なら、つまり20年ほど前ならばそう言えた。その当時は猛暑日などなく、真夏日がチラホラとある程度であった。だからこそ「夏といえばスポーツだ」などと堂々と言えることができた。当時は熱中症という言葉ではなく、日射病という言葉が使われていた。つまりは直射日光さえ防げば倒れるようなことはなかったという意味だ。

しかし、昨今の夏は”熱い”。

それはもう暑いではなく熱いだ。40度を超える地域もあり、運動して汗をかけば命まで危険に晒されるほど。さすがにこの気温の中でスポーツを勧めることはできません。

それでも夏はスポーツの祭典が多く、代表的なのは「オリンピック」や「インターハイ」など。

ここでは夏のスポーツの代名詞である「夏の高校野球=甲子園」を注目して物申したいことあるので言及していこうと思う。

夏の甲子園を中止しようという提案

この提案には賛否あると思うが、個人的に「夏の甲子園の中止」を提案したい。

夏の甲子園は確かに花形だし、実際に俺も毎年テレビで見ている。現地が遠いからいけないが、現地の人間が羨ましいと思うほどに大好きだ。

球児たちが汗を流しながら全力で白球を追いかけている姿はこれぞスポーツと思わせるほどに美しく、恰好いいもの。

ただし、そうも言っていられないのが現状でしょう。

ご存知の方も多いだろうが、2010年代になり特定の地域で40度を超えるような酷暑を記録している。また、全国的にも35度を超えている地域ばかり。甲子園で試合をするときの温度は35度以上があたり前となっている。

これは危険すぎる。いくら高校生という気力と体力が充実し、しかも部活動で日ごろから慣れているとはいえ熱中症の危険は絶対にある。

それに、観客の心配もある。甲子園には特に年配の方々が駆けつける。70歳以上の年配の方が試合を見続けるのはさすがに辛いはず。熱中症で倒れたというニュースが日本中を騒がせることは想像に容易い。

誰でも予想できるこういった事態だが、それでも甲子園の伝統というか、夏の甲子園を続行してほしいという気持ちが心のどこかにあるから難しいところ。

だからこそ提案したいのは「真夏の日中に行われる大会の中止」だ。

 

     
意見君
どういうことなの?
     
具体的には2つ提案がある
意見君
聞こうじゃないか
     
秋に移行するorナイター試合だ

 

ナイター試合

これは単純だ。

日中は非常に高温で地獄のような直射日光が照りつける。夜になって猛暑は猛暑なのだが、それでも日中に比べたら直射日光がない分だけ動きやすい環境といえる。

最大のメリットは熱中症の発生率を下げられることだ。

     
意見君
デメリットも一杯あるよね?
     
残念ながらある

 

☆夜のため観客が集まらない(10時を超えたら高校生の応援もまずい)

☆夜でも30度になる

☆照明代が高額

などなど、解説やら観客の話題まで出したらキリがない。こちらがデメリットだ。

全部ナイターは無理かもしれないが、時間をある程度ズラすというのは結構効果がある気がする。日中の試合「朝10~午後3時」くらいの試合さえなくせば気温もすこしは下がるだろう。

意見君
焼石に水じゃない?
     俺
まあね

 

秋にズラす提案

俺の本命提案はこちらだ。

そう、思い切って秋にズラすという提案をしたい。今の高校野球にはメジャー大会が3つある。それが「春の選抜、夏の甲子園、秋の神宮」だ。

この中で有名なのは”夏の甲子園”だが、次に知名度があり人気の高い大会は”春の選抜”である。思い切って”秋の神宮”大会を止めて夏の甲子園をそちらに移行するというアイデアはいかがだろう。

反対の意見が多く出るようであれば、せめて夏の甲子園を「真夏」から「晩夏」に移すというのはどうだろう。残暑は厳しが、それでも9月辺りに開催時期をズラせば気温は幾分かマシになるのではないだろうか。大体、一番暑い8月上旬~中旬に開催する必要はないと言いたい。

意見君
だったら冬に大会したらよくない?
今の規定ではないできないのだ
意見君
どうしてなの?
では説明しよう

 

冬は対外試合をしてはいけない規定について

高校野球の規定には12月~3月までは対外試合をしてはいけないという決まりがあります。

意見君
マジで?理由は? 

 

理由は2つあるよ。
☆寒くて地域によって差が出てしまうから

☆寒くてケガをしやすいから

これが理由と言われています。

なるほど言われてみるとしっくりくる。

しかしだ、これはもう取っ払っていいのではなかろうか。冬は北海道や東北が雪で練習できないという件についてはその通りだろう。不公平感もある。

ならば逆に考えて欲しいのだが、夏の場合はどうだろう。

 

夏も危険すぎるし地域格差はある

冬が危険であり、不公平な理由はわかる。

夏はそういったものがないのか?

今のところはないですが、でも時間の問題だろうという予想をする。だって岐阜とかは40度を超えていますよね。そんな酷暑の中でグラウンド練習をしたら倒れるのは明らか。2018年7月現在ではそういった事件は起きていないわけだが、今後温暖化で酷暑が続けば確実に熱中症で倒れて重症という事態になる。

40度の中で練習って身体に大ダメージとならないだろうか?

熱中症は寒さのケガ以上に危険ではないだろうか?

事件が起こったら世論から「夏に外で練習するのは危険だ」とクレーム届く。高野連はこういった事態になったら35度以上の地域は外練習を禁止する、という決定をする可能性があるわけだ。そうなったら暑い地域は圧倒的に不利だ。

こういう格差が生まれたら夏だって格差となる。今はまだ格差がない、というだけだ。

 

結論

時代の移り変わりで夏は危険な季節となりつつあります。

このまま高温が続けば日本の夏は40度が平均という国になり、夏にスポーツをするのが当然という風習にも警鐘を鳴らしたいところ。

特にプロ野球や別の競技と違い、夏の甲子園はすべて屋外で行われる。ドームなら冷房である程度は軽減できまずが、日中に外で試合を行う甲子園は特に危険となる。

考えの一つに「甲子園をドーム化してはどうだろう」というものも出てきたのだが、これに関しては微妙というか提案でも何でもなく阪神側の問題になってしまう。それに甲子園でなければ風情がないというか、しっくり来ない感じもする。

伝統を変更するのは批判があるだろうし、気分が悪いという気持ちも理解できる。

だが、命あっての物種ではないだろうか。どうせ遅かれ早かれ気温によるスポーツ問題は表面化し、さらに話題となる。重症者がいないうちに手を打ってこそ将来有望な選手を、子供たちを守ることに繋がるのではないかと俺は考えています。

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