パワハラの証拠がない場合がどうするの?訴訟では証拠が絶対である

最近なにかと世間を騒がせているパワハラ関連の出来事。アスリート関連の話題が多いものの、しかし現実的に社会問題となっている。

この問題はとても困難で、解決が難しい問題だ。

名前
困難なの?
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そりゃそうだ。一歩間違えば職を失う

 

芸能人やテレビで取り上げている場合ならいざ知らず、普通の会社でパワハラを立証するにはいろいろと面倒な事が起こる。かといって何もしなければ心を病む、非常に厄介で難しい問題といえる。おまけにパワハラで訴えられた側に自覚がない場合も多く、モンスター社員がねつ造する場合もあるし、裁判所としても判断するのは難しい。

パワハラの定義

まずはパワハラの定義について。

ご存知のように「パワーハラスメントの略称」だ。名前の最初について”パワー”で大体わかるように力を、権力を持っている人間が行うハラスメントという認識で正解だ。

・職場の立場を利用して命令する

・仕事の範囲を超えた指示・命令をする

・相手に精神的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させるような行為をしている

こういったところだ。

パワーハラスメントという名前のごとく、上司や先輩といった立場が上の相手から受けるものだ。命令に逆らうと「クビになるかも」とか「出世できないかも」といった精神的な圧力があり、嫌な命令であっても逆らうことができない。

誰だってやりたくない仕事はあるが、それでも命令を聞かなければいけない状況に追い込まれたら気分が暗鬱になる。

 

証拠を集めよう

さて、今回の記事の本題に。

パワハラで上司を訴えたい。

その為に必要になってくるのは「証拠」だ。パワハラには定義はあるものの、立証が難しいものだ。

何故なら個人間の嫌がらせの場合が多いからだ。

職場だったとしても他の社員たちが聞いていない場合もあるし、上司だったら部下に命令や指示することも普通である。当事者以外には線引きが難しく、他者からはわかりにくい。

証拠を集めるのが最も確実な手段といえる。

 

ボイスレコーダー

これは確実な方法。

苦痛を受けている様子を録音しておくことだ。スマホでもいいし、レコーダーくらいは簡単に購入できる世の中だ。

パワハラを受けているのであれば最も簡単な方法なので、きっちり録音しておこう。

注意点としては相手に感づかれないこと。不審な動きをしていたらチェックされる恐れがある。バレないようにこっそりと録音しよう。

 

診断書をもらう

診断書もかなり有効だ。

精神的なパワハラが原因で鬱病になるケースが多い。ストレスによって胃がおかしくなった、体調がおかしくなった等、病院に行ったなら診断書をもらおう。

ボイスレコーダーと併せれば完全な証拠となる。

 

メモを付ける

日記やメモをしっかりとつけておこう。

これによって日々どのようなことを言われ、強要されたかわかる。日々の出来事がわかれば立派な証拠となる。

ただし、嘘だけはダメだ。

会社によっては監視カメラがあったり、人の目があったりする。会社ぐるみだった場合は全員が敵だ。完全な嘘を書いて証拠を提出となったらバレる可能性がある。バレたら心証は一気に悪くなるし、間違いなく不利になる。

 

協力者を作る

会社ぐるみでない場合は協力者をつくろう。

パワハラ上司がいるのなら、同僚などに助けを求めよう。数人、あるいは数十人の同僚たちが協力してくれればいくら上司がシラを切っても無理だろう。

注意点としては会社ぐるみのパワハラの場合は意味がないという点だ。

信頼できる協力者を作ろう。

 

訴訟では証拠が絶対

訴訟になったら証拠がないと絶対に勝てない。

これは絶対だ。裁判では証拠の有無がほぼすべてといっていい。

パワハラは認める認めないの問題であり、基本的には個人間の騒動である。他者には関係がない。

例え被害者が「パワハラがあった」と言っても、加害者が「やっていない」といえば裁判所では判断ができない。そもそも加害者側が自覚のない場合が多い。本人としては普通の業務の一環であり、嫌がらせの意味合いがない場合も結構あったりする。

 

証拠がない場合はどうするの?

証拠がない場合について。

基本的には「証拠がない場合は今から集める」のが最善手だ。

ボイスレコーダーを使うなり、病院で診断書をもらうなりしよう。とにかく証拠を集めて、納得させられるだけのモノを揃えよう。訴えるのはそれからだ。本当にパワハラが行われているとすれば証拠は確実に集まるはずだ。

何度も言うが、証拠がないとシラを切られて絶対に勝てない。

 

証拠が集まったら?

最後にこれ。

証拠が集まったらどうするのか。訴えるつもりなのでいきなり弁護士のところに行くのか?

最初は加害者である「上司・先輩」のところにいきましょう。そこで直接パワハラを止めるように交渉するのが最優先。怖かったらそのさらに立場が上の上司などに相談しよう。

何故なら加害者が自覚がなく、ふつうの仕事の一環だと思っているケースが多いからである。遠回しでも本人の耳に入れば改善の可能性がある。会社としても訴えられたらイメージが悪くなるので対応するだろう。

意見君
それでも意味がなかったらどうする?
労働基準監督署だ

 

労働基準監督署へ証拠を持って相談にいこう。会社に対して是正勧告や指導をしてくれる。

で、最後の段階。それでも問題が解決しなかったらも弁護士に相談することも考えよう。裁判は最終手段である。

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