有休義務化はどうなったのか?課題の認識については意識改革が必要となる

最近ニュースになっていたのでふと思い出した。

有休義務化はどうなったのかということを。

そう、今日本では仕事関係で大きな変化が訪れようとしている。働き方改革法案が成立したことは社会人にとって衝撃を与えた。これは年間の有休休暇消化日数が5日未満の従業員は会社が有休休暇を取得する日を指定することが義務化されたというものだ。

もっとわかりやすく言えば”年5日は必ず消化させる”というものを企業に義務付けられたってことである。

意見君
それって実現できるのか?
まあ、義務化だからな

ただし、課題もある。

今回は気になるこの話題についてちょっと考えていこう。

有休義務化について

この義務化によって、年に10日以上有休休暇の権利がある従業員は最低でも5日以上は有休休暇を現実に与えることが義務付けられることになった。

 

意見君
どういう人が対象なの?
俺も詳しく知らないから調べてきた

 

●入社後6か月が経過している正社員またはフルタイムの契約社員
●入社後3年半以上経過している週4日出勤のパート社員
●入社後5年半以上経過している週3日出勤のパート社員

https://kigyobengo.com/media/useful/1049.html#5より引用※

という条件らしい。

パートにも適用されるのが大きなポイントといえる。中々パートで有給を取っている人がいないので、これは企業側にとっては戦々恐々か。

ちなみにこの有休義務化に背いた場合、つまりは有休を与えなかった企業に対しては最高30万円の罰金を企業に科すことが決まりになっている。

金額以上に「あそこはブラック」と評判になることが問題だろうか。そうなったら会社としての信頼は落ちるし、今のご時世ならSNSで拡散されてあっという間に悪評が広がっているのは想像に難くない。

 

義務化はいつから?

義務化について補足を。

この制度は平成31年4月1日から適用される。平成最後から導入という何とも微妙なのか、あるいは絶妙なのかわからないタイミングでスタートとなる。

この義務化については中小企業関係なく、平成31年4月1日から導入だ。例外はない。

日本は世界に比べて有休消化率が悪く、この義務化には他にも問題があると言われていた。この導入に関しては上手くいかないんじゃないかという見方がされている。

 

最大の課題はクリアできるのか

課題はいくつかある。

日本の有給消化は外国に比べて圧倒的に少ない。先進国の中では最下位の50%となっている。

日本では昔から「有給を取る=悪」とされている風潮がある。

おっさんも経験あるが、有給を申請すると悪いことをしている感に襲われる。

それ故に企業のほうも「社員が勝手に取得しない」と言い逃れができた。しかし今後はそういうわけにはいかない。

そこで課題となるのは勤務についてだ。有休となればその人物の仕事に穴が開くことになる。大型連休を取るともなれば引き継ぎも必要になるだろう。会社側からしても穴が開くのは困るし、かといって今回の義務化に逆らえば罰金が待っている。

複合している様々な課題だが、それらをクリアするには”意識改革”が求められる。

意見君
ほう、大きく出たな
しなくちゃダメだろ

 

意識改革が必要だ。それも会社だけでなく、社員側のほうもだ。

今までと違って義務化されてからは「有休を取るのが普通、あたり前、正しいこと」になる。義務とはそういうことだ。有休取得にためらいを覚える人は多数いるだろう。実際、アンケートでは6~7割の人間が有休に後ろめたさを覚えているという結果が出ている。

特に昇進に関わると言われている繊細な問題でもある。

 

まとめ

日本で義務化となる有休。

日本は支給される日数だけなら先進国の中でも悪くない数字だが、消化率が圧倒的に悪い。フランスやスペインのように消化率100%を目指してほしいが、まずはこの5日で様子見といったところだろうか。

個人的には消化云々よりも、権利が消滅する時の会社が有休の日数を現金で買い取りを義務化してくれた方がうれしかったりする(笑)

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