台風一過の語源ってなに?なぜ暑くなるのかという疑問に答える

台風が過ぎ去った後に広がる青空――

俗に台風一過と呼ばれるものだ。

意見君
よく考える変な名称だよな
まあな

 

めちゃくちゃ暑くなることでも有名だろう。今回はこの台風一過の語源やら意味合いなどについて説明していきたいと思う。

台風一過とその語源

台風一過はその名の通り、台風が過ぎ去った後の事だ。

意味的には「台風が一つ過ぎる」という感じで捉えればいいだろうか。

台風などの暴雨風が過ぎ去ったあとには高気圧が訪れる。そのため、晴天となる事が多い。なので”台風一過”という表現がされる。

台風が過ぎ去った後にはとかく上天気が来るということ。
また、大きな事件が決着し、晴れ晴れとすること。

広辞苑から抜粋

ケンカなどが終わり、騒動にひとつ片が付くことでも台風一過という言葉を利用される。

意見君
簡単だったな
何となくわかりそうなものだからな

語源だが”一過”のほうは特にない。「さっと通り過ぎる」ということから名付けられたものだ。

 

台風の語源

台風の語源については諸説あるようだ(語源由来辞典より)

☆台湾説

台湾や中国福建省で、激しい風のことを「大風(タイフーン)」といい、それがヨーロッパ諸国で音写され「typhoon」となり、それが再び中国や台湾へ入り、「颱風」という字を当てはめた。

☆アラビア説

アラビア語で、ぐるぐる回るという意味の「tufan」が、「typhoon」となり「颱風」となった。9~10世紀にはインド経由の西アジアと中国の交易が盛んであったことや、宋や元の時代にはイスラム船が頻繁に中国に来航していたことから、台風の影響を受けたアラブ人の言葉が転じたという説は最もらしい。

☆ギリシャ説

ギリシャ神話の風の神「typhon(テュフォン)」が、「typhoon」となり、「颱風」となった。

 

台風一過はなぜ暑いのか?

台風が過ぎた後は猛暑になる。

9月~10月であっても30度に達し、夏に逆戻りしてしまったという印象を受けるものだ。これには理由がある。

ただ、すべてがそういうわけではない。あくまでも台風一過で暑くなのは偶然の産物である。

台風の翌日が”暑い”と感じるのは、台風が上空に滞留している「ゴミ、ホコリ、雲」すらも運び去ってしまうからである。直射日光が前日より相対的に放射されるので、熱もそれだけ多くなるわけだ。

それ故に暑くなると言われる。

また、別の理由も。

台風はそもそも低気圧だ。北や東に去った後にそれに向って暖かい南風や南西風が吹きこむ。これも気温が上昇する原因である。

☆台風がゴミ、ホコリ、雲を運びさり、直射日光が放射される。

☆北や東に去った後にそれに向って暖かい南風や南西風が吹きこむ。

 

釣り関係のおはなし

最後にちょっと余談を。

台風後によく釣りをする人がいる。台風の後は当然海も川もぐちゃぐちゃになり、大きくうねって底荒れまでしている状態なら何も釣れない。

基本的には釣れない傾向にある。台風一過後は海底の形がたった一晩で大きく変わる。

ただし、逆の場合もある。夏場ほぼ動かなかった水が急激な増水により堰が開放されるからだ。これによって一気に動き魚の活性化され、爆釣に繋がることもある。

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