金子千尋投手は「日ハム・中日・楽天」どこにいく?個人的な予想をしてみた!
プロ野球オフシーズン最大の目玉といえば選手たちの去就。
今年ある意味で最も注目を集めているのは金子千尋投手でしょう。自由契約となり、その去就はFA選手並みに高いと気になるところ。


では、今回はどこにいくのかという個人的な予想を入れて記事にしたいと思います。
―――――12月4日追記――――
金子千尋投手が日本ハムと契約合意したという報道が出ましたね。
日本ハムが非常に速い動きでした。他の球団は声を掛ける間もなかったといった感じでしたね。
金子千尋投手が自由契約
オリックスの金子千尋投手が契約更改で野球協約上の減額制限(1億円超の選手は40%)を超えた提示をされました。
この制限を超えた場合は自由契約を選択できるシステムがあり、考えた末に自由契約を選択しました――
すぐに獲得を検討した球団が複数あり、争奪戦となる見込みですね。
ちなみに金子投手はすでに「先発でも中継ぎでもどっちでもいい」と起用法に関してはこだわりがないとコメントしています。
金子投手の成績
プロになってからの成績から見ていきましょう。
年度 | 勝利 | 敗戦 | 防御率 |
---|---|---|---|
2006 | 1 | 1 | 3.54 |
2007 | 6 | 2 | 2.79 |
2008 | 10 | 9 | 3.98 |
2009 | 11 | 8 | 2.57 |
2010 | 17 | 8 | 3.30 |
2011 | 10 | 4 | 2.43 |
2012 | 4 | 3 | 2.40 |
2013 | 15 | 8 | 2.01 |
2014 | 16 | 5 | 1.98 |
2015 | 7 | 6 | 3.19 |
2016 | 7 | 9 | 3.83 |
2017 | 12 | 8 | 3.47 |
2018 | 4 | 7 | 3.87 |
このようになっています。
確かにここ数年は3点台であまりパッとしない印象を受けますが、2008年に先発投手としてスタメンが確定してからは11シーズンで8度の規定投球回超えという輝かしい記録を持っています。
今シーズンで規定を超えたのは12球団全選手合わせてたったの17人であり、実はそれほど悪いわけではないということがわかります。
争奪戦になるのも納得です。
しかも万年Bクラスのオリックスにあって通算120勝78敗12セーブ43完投21完封12無四球試合1826回1566奪三振に通算防御率2.96です。
個人的に獲得すると思うのは
この金子千尋投手獲得に早速動き出したと言われているのが3球団。
日本ハム・楽天・中日の3球団です。
ただこれはあくまでも報道で言われているだけであり、オリックスとしても再契約を目指していると言われています。他にも狙っている球団は多数あるでしょうし。
個人的にはこの中なら本命は「中日≒日本ハム→楽天」の順番かと。
楽天の場合
いろいろと理由はあるのですが、まずは楽天から。
今年の楽天は大補強をしています。浅村選手を獲得しています。なので金子投手も、と言いたいところですが楽天にはもっと他に本命が。
それが岩隈投手です。
マリナーズを退団し、去就が注目されています。もし岩隈投手が楽天復帰となれば金子投手を取らないのではないかという予想ですね。
ただ、岩隈投手の優先はメジャーでしょうからどっちに傾くのか次第となりそうです。
日本ハムの場合
日本ハムは獲得の可能性が結構高いかと。
あまり選手獲得に積極的ではない日本ハムですが、今回は早々と動いてきました。それは金子投手に強い興味があるからに他なりません。
新球場が決まってから日本ハムは積極的に動いています。
なによりも日本ハムは若いチームです。こういったベテランエース格の選手が加入することで相乗効果が期待できます。しかも自由契約なので補填とかがなく、お買い得。
狙ってくるでしょう。
中日の場合
ここがちょっと難しいラインですが、獲得に動けば可能性が高いかと。
というのも、元々金子投手はトヨタで野球をやっていました。また中日には後輩の吉見投手がいます。吉見投手は憧れの選手として金子投手を挙げており、良好な関係はプラスかと。
なにより、中日は以前から金子投手を狙っていました。
2014年に国内FA権を取得した際にはラブコールを送っていました。今回も獲得に動く可能性は高いでしょう。
パリーグからセリーグに移籍することで勝利数が伸びるかもしれない、といった見方もできます。実際に松坂投手はドラゴンズで復活し、6勝を挙げました。その例があるので、金子投手自身も「セリーグなら成績上がるかも」と考えてセリーグ球団を選ぶ可能性もあるかもです。
結論
いろいろと書きましたが、あくまでも3球団だった場合です。
オリックス残留もゼロではないでしょうし、他球団の参戦も考えられます。どこに行くのか注目ですね。
個人的な予想を最後に書くと「日本ハム30%/中日30%/楽天20%/その他20%」くらいかと。
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