異世界転生物が多い理由を勝手に分析してみた

昨今、圧倒的に強いジャンル。

それが異世界転生物です。

飽きたという意見があるものの、個人的には結構好きでいろいろな作品をなろうで見ている今日この頃。例え飽和していようといい作品はいい作品ですね。面白い。

しかしここ数年で爆発的に増加し、一部で「多すぎる」と文句を言われたり「異世界転生物以外の作品を募集」といったように新人賞で規制されるほど。何故これほどまでに多くなったのか。

意見君
面白いからだ
    俺
そりゃそうだ

 

異世界転生が多い

異世界転生作品が昨今の小説・マンガ界を席巻しています。

特に”小説家になろう”発の異世界転生作品は非常に多く、爆発的に増加しました。大半の作品が異世界転生ではないか、と言われているときもありますね。

実際にとても多いですが(‘ω’)

さて、何故増えたのでしょう。作者・読者の両方の目線から考えてみましょう。

――作者目線――

★読んでもらえるから

★感情移入ができる

★知識が不要だから

★人間関係が楽

――読者目線――

★欲求を満たせる

★感情移入ができる

――結論――

★現代社会に対する辟易

読んでもらえるから

作者目線で考えるのはこれです。

作者としては当然誰かに読んでもらいたいものです。流行しているジャンルならば見てもらえる機会も多くなります。小説投稿サイトやライトノベルは数が増えすぎたので魅力的なタイトルや特徴が必要ですからね。

元々ファンタジーは人気のジャンルです。

そこで流行している異世界転生をプラスしたら読者数も増えます。流行が流行を呼ぶといった感じでしょうか。

感情移入ができる

感情移入が簡単というのも特徴です。

読者だけでなく、作者も感情移入できるのは大きいです。

自分の願望をそのまま書けます。幼い頃から憧れた世界、憧れた展開、恋焦がれた理想の女性、それらを好き勝手にぶち込むことができます。

作者自身が主人公を自分に重ねていくので書きやすく、高いモチベーションを維持することができます。

知識が不要だから

作者側からしたら大きな理由のひとつ。

異世界なので知識が不要です。

現代を舞台にするのなら法律など縛るものがあります。

しかし「異世界だから」という理由で好き勝手な世界観を構築することが可能です。また、能力やらギフトやら好き勝手に考えられるので非常に書きやすい。

特別な知識が不要という点は作者にとって調べる手間もなく、気分よく書くことができます。

人間関係が楽

これも大きな理由。

人間関係を設定する必要がありません。

現代を舞台にすると「友人」だの「元恋人」といった設定の登場人物がいます。

しかし、異世界に転生するのであれば全員が初対面で、全員と対等な関係を築くことができます。しがらみや因縁がないので非常に書きやすい。

 

欲求を満たせる

読者側の最大の理由がこれでしょう。

欲求が満たせるからです。

現代社会には不満が多く、いろいろな問題があります。人間関係・経済的な問題・将来に対する不安・モテない等――

異世界転生物は非常にご都合主義な展開が多いです。そして、主人公が最強というケースも多いです。

こういったご都合主義な展開はとても読者のうっ憤を晴らすのに向いています。

感情移入ができる

欲求を満たせるという理由の補足のようになってしまうのがこれです。

感情移入がしやすい。

普通のファンタジーでは主人公が特別な生まれだったりしますが、異世界転生物は主人公が現代社会の社畜や学生だった場合が大半です。そのため、感情移入がとてもしやすいという特徴があります。

 

現代社会への辟易

実際のところ、作者も読者もこれです。

現代社会に対する嫌気・疲れが最大の要因ですね。

現代社会はとてつもないストレス社会で、頑張っても報われない、理不尽な搾取、日々の疲れ、嫌なことばかりです。

異世界はそれらを取り払ってくれます。

努力は報われ、理不尽がない。ある意味では現代社会の闇が生み出したもの、といえるでしょう。

まあ、個人的には単純に話がおもしろいってのも理由として挙げたいですね。小説投稿サイトのおかげで世に埋もれていた才能が出てきた、という見方をしています。

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